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地盤沈下が起きると害虫が増える?全てを解決するサンドゲル工法をご紹介します。

こんにちは。AIMブログ担当です。
AIM(エイム)は、神奈川県横須賀市・東京世田谷区を拠点にマンション・ビルの大規模修繕工事や建築一式工事を手掛けている会社です。

 

早速ですが、地盤沈下と害虫には深い関係があることをご存知でしょうか?
実は、地盤沈下が起きると害虫の発生が増えると言われています。
食品工場などを経営されている方の中には「害虫駆除を業者に依頼しても害虫の数が減らない」とお悩みの方もいらっしゃるという話をよく耳にします。もしかすると、それは地盤沈下が進んでいるからかもしれません。

 

そこで本日は地盤沈下と害虫の関係について、またその対策法としてのサンドゲル工法についてお話をしてまいります。

 

 

地盤沈下の解消

■地盤沈下が起きることで害虫が好む多湿の空洞が生まれる

 

まず、害虫は基本的に地下などの多湿な環境を好みます。地盤沈下が起きることで地盤と床の間に空洞が生じると、湿気が多い空間が出来上がります。害虫はそういった場所に好んで巣を作り、繁殖していきます。

 

地盤沈下というと地震で生じる液状化現象のようなことを想像される方もいいかと思います。しかし、地盤沈下は機械による振動などで気づかぬうちに生じていることが多いです。床がたとえコンクリートだとしても関係なく、空洞ができるケースは多く存在します。

 

コンクリートにヒビがある場合などは特に要注意です。空洞に水が溜まりやすく、その分害虫も集まりやすくなります。ゴキブリやコバエ、ダニなどが繁殖してしまいます。

 

 

 

■コンクリート床下の害虫を放置するとどうなる?

 

店舗や食品工場などでは定期的に店内の害虫駆除を実施されている企業も多いのではないでしょうか。しかし、コンクリート床下に空洞ができてしまっている場合、それではその場しのぎでの対応にしかなりません。

 

空洞ができていると、例えば掃除したときに使用した水が床下の空洞に流れ、それが害虫の栄養源を作り出してしまいます。ですので、害虫駆除に合わせて一度、コンクリート床下についても空洞がないか、調査する必要があります。

 

 

地盤沈下の解消 害虫駆除

■害虫駆除にはどのような選択肢があるのか

 

ここで害虫駆除にはどれだけの種類があるのか、見ていきましょう。

 

・従来の害虫駆除

従来の害虫駆除では殺虫剤の散布を行うのが一般的です。この時、コンクリート床下に散布は行われません。費用は、食品工場での1回の駆除が平均約5万円〜、年間ですと約30万円〜となっている業者が多いです。(100㎡あたり)要する日数は数日間で終わるものもあれば、駆除に1ヶ月を要するケースもあります。この間の工場の稼働については、稼働をストップさせることなく駆除を行うこともできるようですが、業者によっては完全ストップを余儀なくされることもあるようです。しかしこの害虫駆除は根本を解決できるわけではなく、殺虫剤も効果が永遠に持続するわけではないので、定期的に依頼する必要があります。

 

 

・コンクリート床を一度撤去して新しく打ち直す

また、空洞を埋めるために工場のコンクリート床を撤去して、新しく打ち直すという方法もあります。これは確実にコンクリート床下の空洞を埋めることができますが、工場を停止させる上に設備を一度搬出するなどの必要があるので、非常に手間がかかる工事になります。費用は100㎡あたり約500万円ほどです。工期は40日間ほどですが、この間、工場のコンクリートを一新する必要があるので少なくとも30日間は工場の稼働をストップさせる必要があります。

 

 

・サンドゲル工法

弊社がオススメしているのは、このサンドゲル工法です。コンクリート床1㎡に1つ、1円玉程度の穴を開けてそこからゲル状の特殊素材でできた樹脂を流し込み、コンクリートと地盤の間の隙間を埋めるという作業です。費用は100㎡あたり約300万円です。工期は1日です。すぐに終わりますので、工場の稼働をストップさせる必要は一切ありません。

 

 

地盤沈下の解消 害虫駆除

■A I Mのサンドゲル工法って? 他社の類似サービスとの比較

 

弊社がオススメしているサンドゲル工法と似たサービスを提供されている企業もあります。例えば、樹脂を空洞に入れてコンクリートの床を持ち上げ、地盤沈下を防ぐ工法があります。

 

一見、「サンドゲル工法と同じじゃないの?」と考えてしまいがちですが、AIMが提供するサンドゲル工法とは異なる点がいくつかあります。

 

例えば、先ほど述べた工法では、樹脂の下には変わらず地盤の土がある状態です。その地盤が沈むとそれに合わせてコンクリートも沈んでしまい、また害虫の温床が出来上がってしまいます。そうなった場合、また樹脂を入れるなどして地盤沈下を防ぐ必要が出てきます。

 

その一方でサンドゲル工法は1㎡あたりに1つずつ穴を開けていき、その穴に特殊な素材を使用した樹脂を注入していきます。サンドゲル工法で使用する樹脂は、樹脂自体が膨張して固まるものを使用します。この樹脂は地盤の土にも浸透してその土も一緒に固めます。結果、空洞を埋めるだけでなく地盤の土の部分も固まるので地盤沈下が再発する可能性は一気に低下します。また、害虫の巣も一緒に樹脂で固めますので、そのまま害虫駆除にもつながるのです。

 

空洞を埋めるだけでなく、その空洞も地盤と一体化させる。これがサンドゲル工法なのです。

 

費用面でも効果面でも、弊社では空洞を埋めるためにサンドゲル工法をお勧めしております。

 

 

日常では目にすることのない床下の地盤ですが、害虫の発生源となっている可能性は大いにあり得ます。
もしお心当たりのある企業様は一度弊社までお問い合わせください。

2020.04.03