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【マンション・ビル防水工事】真剣に検討するなら発注先をきちんと選びましょう。

こんにちは。AIMブログ担当です。
AIM(エイム)は、神奈川県横須賀市からマンション・ビルの大規模修繕工事を始めとし、建築一式工事を手掛けている会社です。
 
先日、大型の台風19号により関東、甲信、そして東北地方は今まで経験したことのない大雨と強風に見舞われ、多くの建物で破損や雨漏りの被害が続出しました。
 
過去に雨漏りが発生したことのない建物でもこの時には建物内部に水が侵入してしまったり、または修繕工事を先延ばしにしていたことで大規模な雨漏りに繋がってしまったというマンションやビルも多かったことと思います。
 
今回はこのタイミングで真剣に防水工事をご検討されるマンションオーナー様や、管理組合様に向けて防水工事における知っておきたいポイントをいくつかお伝えします。
 
マンション、ビルの大規模修繕工事
 

■防水工事の工法は覚えきれないほど!「最適」な工法が超重要

 
日頃よりマンションやビルの大規模修繕を手掛ける弊社では、これまで様々な状態の建物調査を行ってきました。
 
そして調査の依頼が来る時というのは「雨漏りが発生してしまったから」「居住者から連絡が入ってしまった」ということも多く、突然の対応に慌ててご連絡をいただくことも少くありません。
 
また往々にしてあるのが、屋上防水の調査をしてみると防水工事が間違った工法で施工されていたというケースです。適合する防水工事の工法を取らなければ、本来の耐久性を発揮させることはできません。
 
マンションやビルのオーナー様にぜひ知っておいていただきたいこととして、防水工事というのは工法が非常に沢山あります。
 
液体のみを使う工法もあれば、シートを使う工法もあり、またその中でも建物構造によって施工のやり方が多種多様に分かれています。そして施工会社は建物の構造や立地などによって、そこから最適な工法の判断が求められるのです。
 
マンション、ビルの大規模修繕工事、防水工事
 

■信頼をつくるのは打ち合わせの「議事録」と工事の記録

 
マンションやビルにおいて、防水工事がメインとなるのは屋上の防水です。そして日常あまり立ち入ることのないスペースの工事であり、「安いから」という理由であまり着目されずに施工までされてしまうことが多々ある工事でもあります。
 
しかし今回のような強風、大雨にも耐えられる備えをしておくのであれば、ぜひきちんと発注先を選ぶ重要性を知っておいていただきたいと思います。
 
加えて、もう一つのポイントとしては工事を請ける企業側の「議事録」があります。先述した異なる工法で防水工事を施工されてしまったケースもそうですが、その様な事態になった時、一番役に立つのが打ち合わせの議事録、工事の記録です。
 
大規模修繕は特に防水だけでなく外壁や躯体工事など様々な工事を一度に行いますのでそれだけ打ち合わせの回数も増えます。その際にしっかり議事録が残されているか。ここが、後のトラブルを防ぐ非常に重要なポイントなのです。
 
 

今後、今回のような大型の台風や今まで経験したことのない自然災害が増加することが懸念されています。マンションやビルの管理で修繕やメンテナンスをお考えの際にはぜひこれらのことを念頭に置いてご検討いただくことをおすすめいたします。

2019.10.16