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【大事故を防ぐ】機械の稼働は止めずにできる!コンクリート床下の地盤調査

こんにちは。AIMブログ担当です。
AIM(エイム)は、神奈川県横須賀市からマンション・ビルの大規模修繕工事を始めとし、建築一式工事を手掛けている会社です。
 
前回の記事でもお伝えした「サンドゲル工法」によるコンクリート床の補強と定期点検。
表面までコンクリート床のひび割れが発生しているケースだけでなく、生産ラインでの不良品の増加に頭を悩ませている工場や、新たな設備導入にあたってのコンクリート床の強度不足などでも依頼が増えてきています。
 
サンドゲル工法、コンクリート床下、地盤沈下補強工事ならお任せください
 

■コンクリート床下の調査は「命」を守る

 
近年需要が高まる倉庫や病院、介護施設などには必ず重量のある大型設備が複数設置されています。コンクリート床の点検は、それら設備を正常に稼働させるために行うのはもちろん、それ以前に一番大切な「従業員の安全」を守るためのアクションでもあります。
 
一度イメージを持ってみてください。
万が一、知らず知らずのうちにコンクリート床下の地盤が緩んでしまっていたら…。
全く気が付かない間に、床下に空洞ができていたら…。
 
機械や設備の荷重に耐えられなくなったコンクリート床に突然ヒビが入り一部が沈下。もし高さのある機械がバランスを崩したなら、そのまま傾き近くで作業をする従業員に向かって倒れる…
定期点検を怠ることはそのような可能性を放置してしまうことなのです。
 
しかし工場や病院は特に、大型の機械の稼働を止めることは一大事であり、簡単に出来ることではありません。では私たちの言う「調査」とはどのように行われるのか。工程をご紹介します。
 
サンドゲル工法、コンクリート床下、地盤沈下補強工事ならお任せください
 

■サンドゲル工法の事前調査

 
サンドゲル工法では調査および床下補強工事においても設置されている機械の稼働を止める必要はありません。工場でも稼働しながらの調査や補強工事が可能です。
 
では、はじめに実施する調査の工程についてお話します。
 
①打診調査
調査対象箇所の1㎡をテストハンマーにて打診します。それによりコンクリート表層の浮きや、欠損などを判定します。
 
②削孔調査
ドリルにて削孔し、コンクリートの厚み、また床下の空洞を判定します。
 
③カメラスコープ調査
削孔にカメラスコープを挿入し、地盤、空洞を映像にて判定します。
 
④透水性調査
削孔に注水を行い、地盤に浸透する速度を計測します。空洞、地盤の透水性、サンドゲル工法で適合する薬液を判定します。
 
 
上記のような調査工程でコンクリート床下がどの様な状態になっているか明らかになります。
決して大掛かりな調査ではありません。
 
また調査完了後には、結果を点検報告書にまとめご報告しております。
 
 
サンドゲル工法を扱う弊社ではコンクリート床の施工から5年に1度の定期点検を推奨しています。
日常では目にすることのない床下の地盤ですが、竣工後メンテナンスをしていないケースや、また老朽化が進むコンクリート造の建築物。
もしお心当たりのある企業様は一度弊社までお問い合わせください。

2019.10.22