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工事はできるけどお金ってどう回っているの?職人から施工管理を経験した社員の今

こんにちは。神奈川県横須賀市に本社を置き、ビル新築の建築一式工事、大規模修繕から、塗装・防水の改修工事まで総合建設工事を手がけるAIM株式会社です。
 
建設業は将来独立を志す人が数多くいる業界です。
弊社のグループ会社で働く山口もその一人。
彼は10代から職人の道を歩み始め、8年間、現在に至るまでAIMグループの中で防水工事の仕事を続けています。
 
現場での技術を身につけるだけでなく、進行の「管理」も学んできた山口にインタビューし、会社のことや、独立を視野に入れた自身のこれまでの歩みについて聞いていきたいと思います。
 

 
 

■施工管理の仕事で、お金が回る仕組みが掴めた

 
インタビュアー(以下:イ):今日はよろしくお願いします。早速ですが、山口さんがAIMに入社されたのはいつだったのですか?
 
山口:8年前、17歳〜18歳のときでした。今はAIM PROOFというグループ会社で務めているのですが、移籍する直前の2年間は施工管理の仕事もさせてもらい、その上でまた技術職に戻ることを選んだんです。
 
 
イ:ということは、今AIM PROOFでまた職人をしているということですか?
 
山口:はい、そうです。防水工事の職人です。
下地やシールの補修工事、防水一式工事、シート、塗装、などができる会社です。
 
 
イ:しかし、職人から施工管理の仕事に移ったという話はよく耳にしますが、その逆はあまり聞いたことがありません。そこには何か特別な考えがあったのでしょうか?
 
山口:元々身体を動かすのが好きなタイプで、若い内にもっと技術を身に付けたいという気持ちがあったからですね。自分で志願してまた職人として働ける環境に移してもらいました。
ただ施工管理の業務を知っているのと、知らないのとでは働き方はかなり変わりますね。自分は昔から技術ばっかで、お金のことはちんぷんかんぷんでしたから。
 
 
イ:そもそも、どうして職人から管理の仕事をするようになっていたのでしょうか。また施工管理の仕事を経験して、どんなことが理解できるようになりましたか?
 
山口:それも自分の意思で会社にお願いしたことでした。お金のことをわかるようにしておきたかったんです。
たった2年ですが覚えることも多く、最初は四苦八苦しました。
当時は元請け会社さんから仕事をいただくことが多かったのですが、「この金額でこの工事をお願い!」という依頼をいただくわけですよね。
そしてその工事を自分が他の専門職種の工事会社さん、いわゆる協力会社さんに振り分けをしていく。
 
工事も本当に色んな工事があるので、業種によって内容も様々、加えて金額もバラバラです。
それぞれ一つ一つの工事が大体いくらかかるものなのかを把握して、覚えていないと依頼が来たときに「請けられます!」とか「この金額では難しいですよ」とか、そういった判断ができません。
 

 
イ:そのレスポンスの速さも仕事をとっていく上で重要なことですよね。
工期が短ければ直さら、依頼する側の立場で考えれば返事の速いところに決めてしまうでしょうし。
 
山口:そうですね。それでいてお金の話ですから、慎重にならなければならない。万が一、金額もわからず下手に仕事を請けてしまうと、大損害を引き起こします。工事の規模が大きくなればなるほど。
1000万円、2000万円、時には億単位の仕事もしていますから。これが、建設業の怖いところです。
 
こういう仕事は現場で作業をしていて身に付くものではありませんし、お金がどうやって回っているのか仕組みを掴めたことは自分にとって大きいことでした。
 
  
イ:独立する前に知っておきたいことですよね。
 
山口:はい。自分も将来は独立したいと考えてますが、今話したようなことを、独立してから学ぶというのはリスクが大きすぎると思います。技術職の仕事とは考えることも全然違うし、使う頭も違う。
 
施工管理は売上の目標がそれぞれあるので、同時に20件くらい案件を抱えていて、次から次に色んなことを考えて割り振って段取り付けてとやっていかなきゃいけない。目標を達成するために。実際にこれらを経験させてもらえてのは本当にありがたかったなと思います。
 
あ、それからもう一つ、AIMで施工管理をやらせてもらってパソコンも使えるようになりました。初めて使ったんですけど、上司とか、事務員さんがそういうところもサポートしてくれました。
 
今は現場に戻りましたが、この2年間で学んだ事を忘れない為に、空いた時間に勉強も続けてます。
 
 

■社会人として成長をさせてくれる会社

 

イ:尾山社長ってどんな方ですか?
 
山口:自分としては優しいメリハリがある人だと思っています。
時には厳しく時には優しく。面白いところもあるけど真剣なところもある、その切り替えがスゴイと思います。
 
会社の社訓で誠実、謙虚というものがありますが、尾山社長は見た目はあんな感じですけど(笑)怖そうにみえるというか(笑)でも、人一倍謙虚な人です。
 
施工管理の仕事をしていたときは、社長と一緒にいることが多かったんですよね。だからその辺もよく見えたのですが、お客さんとかと会うとスイッチが切り替わるんですよ。誰にでも、目上の人にも、自分より下の人にでも、偉そうにしない。
 
そういうのは尊敬します。真似するのは難しいと思います。誰にでも平等。
人付き合いが上手い、そういうところをどんどん盗んでいきたいです。
 
 
イ:厳しいところはどんなところですか?
 
山口:仕事のミスは怒られても仕方がないですが、人として挨拶とか当たり前のことができないことの方が、仕事のミスより怒られます。
だから、人としても建設業のプロとしても成長できる会社なんですよね。
 
正直、AIMに入る前には違う防水屋さんにいましたけど、そこでは仕事の知識は教えてくれるけど、人としてのことは教えてくれなかった。
だから…他の会社の人に怒られたりしたこともありました。
 
そういう所をAIMで初めて叱られて、それで今の自分があると感謝しています。
 

 

イ:AIMという会社はどんな会社ですか?
 
山口:人間関係が良いです。それは他の会社に負けないくらい。
プライベートでもよく遊んだりしますしね。
 
 
イ:チームワークという観点ではどうですか?
 
山口:そうですね。施工管理と、職人とでもっとコミュニケーションを取っていきたいなって思います。よくあることかもしれませんが、やっぱりそこのコミュニケーションって難しい。やってることも動き方も違うし。でも現場をスムーズに進めるためには絶対欠かせないことでもある。グループ会社もできて、体勢が整いつつあるので、一つのグループとしてもっとそこを強くしていきたいですね。どちらの仕事もわかっている立場として。
 
 
イ:最後に、これからのAIMグループに求められている人材って、どんな人だと考えますか?
 
山口:自分で自分の仕事に責任を持てる人ですね。
適当にやって一日終わればいいやって、そういう働き方ではなく。
 
言われたことやるのもそうだけど、今日これをやると決めたら最後まで責任持ってやってくれる人。すぐ投げ出したらだめ。
言い換えればこれからそういう人を育てていきたいと思っています。
 
 
山口さん、ありがとうございました!
将来独立を志す職人の方、施工管理の方、未経験者も異業種からの転職も、私たちは歓迎しています。
AIMグループにご興味のある方、お気軽にご連絡ください。

2018.12.10