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施工管理で人間関係に悩む人が急増中。上司はどう対応すべき?

こんにちは。AIMブログ担当です。
AIM(エイム)は、神奈川県横須賀市からマンション・ビルの大規模修繕工事を始めとし、建築一式工事を手がけている会社です。
 
多くの業種の職人が集まり、1つのものを完成させていく現場で、工期を守るためにも施工管理の仕事はとても大切なものです。しかし、施工管理は基本的に現場に1人。常に孤独な立場ですから、現場での人間関係や仕事について誰にも相談できない、とお悩みの方も多いそうです。
「悩みは、どこに相談すればいいのか?」
「上司は、どう対応すべきなのか?」
本日はAIMの代表、尾山にそのことについて話を聞きました。
 
施工管理として今勤めていて、人間関係にお悩みの方は必見です!
 

 

■施工管理の仕事は孤独で、とても大変

基本的に施工管理は自宅から現場に直行直帰です。会社にはいないことの方が多いです。だから普段から社内の人間ともコミュニケーションが取れているわけではありません。
 
現場に行けば、施工管理は全てを統括する一番上の立場。サラリーマンといえど、上司や同僚がいない中で仕事をしないといけません。最初こそ、上司や同僚の手助けがあり、人間関係や仕事の問題も解決できるかと思いますが、独り立ちしたらそうはいきません。
 
自分の持っている力で物事を解決しないといけない、そんな場面に多く遭遇することになります。そうする内に、社内外で孤独になり、多くの問題を抱え込んでしまうケースが多いようです。
 
現場にいると、大小関わらずあらゆる問題が生じます。「近隣の住民の方への対応」や「事故」。現場の施工管理は現場の社長のようなものですから当然、全ての問題の対応は施工管理の担当者に降りかかります。
 

■とにかくコミュニケーションツールを使うこと

上司も同僚もいない中、現場でそのような悩み事があり誰にも相談できない場合はどうすればいいのでしょうか?
大きな会社では工場部長と言う現場を周回している方がいたり、テレビ電話を導入している会社もあるそうです。しかし、全ての会社でそのような対応をしている会社は少ないでしょう。
 
弊社では、施工管理を担当する社員が会社に対して疎外感を感じないように、自分が会社の一員であると言うことを実感できるように意識した仕組みを作っています。
 
例えばLINEや最近ではKintoneを導入しています。LINEであれば時間や場所に関係なく相談することができますし、Kintoneを使用すれば社内の業務内容について共有することができます。電話だけでなく、そう言ったコミュニケーションツールを私自身も使い、社員と話をするように心がけていますしいつでも連絡して欲しいと話をしています。
 

 

■施工管理は他業種からの転職者も多い

施工管理の仕事、というとどうしても大学で建築学科を出ていたり、専門知識が豊富な社員が多い、というイメージを持たれがちです。実際に「地図に残る仕事がしたい」と言って大学の建築学科を出た学生が施工管理の仕事に就くことはあります。
 
しかし、施工管理の仕事をする上で大切なのは工期に間に合う為の段取りや、職人との打ち合わせ、工事をする際の近隣住民の方への対応などのサービス面です。
 
施工管理は異業種からの転職者もかなり多く存在しています。そう言った未経験の方々でも活躍できる職種なのです。ただ、知識がないあまり孤独感や疎外感を感じる施工管理の方が多いのではないかと私は考えています。
 
基本的に施工管理を任される人材は、仕事に対して真面目で、人間関係や様々な問題を1人で抱え込む性格の方も多いので、私はできる限り「何かがあったらすぐに話をして欲しい」と伝えるようにしています。抱え込まず、上司や上の人間に話をして欲しいです。
 
 
いかがでしたでしょうか? 施工管理の仕事で悩む方が多いとのことで、周囲の方々も気を遣い、コミュニケーションをとる必要があるかもしれません。とにかく、抱え込まずに上司に相談するようにしていただければと思っています。

2019.02.05